睡眠不足やストレスが足のむくみの原因になる

睡眠不足やストレスと足のむくみは関係ある?

そうなの?

足のむくみに悩んでいる方の中で、デスクワークや立ち仕事で長時間同じ格好をしているからしょうがないと思っている方は多いのではないでしょうか?


もちろん、同じ姿勢を続けることによって筋肉を動かさなくなるため、筋肉の動きによる刺激の影響を受けている血流が悪くなり、むくみにつながることは確かです。


しかし、体を動かす以前のもっと根本的なところで血流が悪くなり、冷えを起こし、むくみにつながっているという可能性もあるのです。


例えば、さきほど血流は筋肉からの刺激による影響を受けていると書きましたが、それ以前に私たちの体の中には心臓を動かしたり血管を収縮・拡張させたりして血流を調節している神経があります。


これは、誰もが1度は聞いたことがある「自律神経」というものです。


自律神経は私たちが生命活動をする上で欠かせない体温調節や臓器の動きを調節しているため、むくみとも深い関係があります


そして、自律神経は睡眠やストレスの影響をとても受けやすいという性質があるために、ストレスや睡眠不足がむくみにつながっている可能性があるというわけなんです。


では、自律神経の働き、睡眠やストレスがどのようにむくみに関係しているのか、もう少し詳しく見てみましょう。



ストレスや睡眠不足の影響を受けやすい自律神経とは?

疑問

自律神経というのは、先ほども軽く触れましたが、私たちの意志ではコントロールできない神経で、生きていくために必要不可欠な内蔵の動きや体温調節などをコントロールする神経です。


その時の温度などの環境情報から自分で判断して汗を出したり、生活リズムから今はエネルギーを積極的に出すべきか、それともセーブするべきかを判断して調整してくれているのです。


自律神経には、活動を促す「交感神経」休息を促す「副交感神経」というものがあって、通常は日中の活動をする時間帯には交感神経を優位にして、夜に体を休めるべき時間帯には副交感神経が働くようにうまくできているのです。


このように、自律神経が活動と休息のモードを上手に切り替えてくれることによって私たちは限りあるエネルギーをうまく調節して生活をすることができているのです。


血圧と自律神経の関係

血圧

先ほど言った様に、活動と休息のモードを自律神経がうまく調節してくれているわけですが、この活動と休息の切替に合わせて血液の流れるスピードまでコントロールしてくれているのです。


もう少し具体的に言うと、活動すべき昼間の時間帯では自律神経によって血管が収縮した状態になります。


これは、血管を狭めて圧力を高くすることで、その時々に必要な場所に血液をスピーディーに届けるための準備をしているわけです。


例えば、急ぐ必要があって走らなければいけないときには、とっさに足の筋肉へ血液を送る必要があるため、血圧を高めてできるだけ早く血液を送れる状態にしておくのです。


逆に、体を休めるべき時間帯には血管を拡張させて、体の隅々にまでゆったりと血液を流すようにします。


これによって、体を休めつつも細胞を入れ替えたりするために必要な栄養素は送り続けることができるのです。


睡眠不足やストレスによってむくみを引き起こす理由

説明

自律神経が活動と休息のモードを切り替えるタイミングというのは人によって違ってきます。


その理由は、その人の生活に合わせたモードの切替を行うことができるように、ある一定期間の生活リズムを参考情報として今が活動すべきかどうかを判断しているからなんです。


だから、私たちはだいたい決まった時間に寝起きをするようになるのですね。


しかし、睡眠不足をしてしまうと、本当は休むべき時間帯なのに体を無理矢理体を起こして活動することになるわけです。


このようにいったん生活リズムを崩してしまうと、自律神経が今は活動すべきなのか休むべきなのか判断に迷ってしまうために、いつもなら休息すべきときにも自律神経は活動中と勘違いして体内の血管を収縮させて血圧の高い状態を保とうとします


血管を収縮させている状態だと狙ったところに瞬時に血液を送るのであれば都合がいいのですが、血管自体は細くなった状態であるため体全体に血液を循環させたいときには都合がよくないのです。


つまり、体の隅々にまでしっかりと血液を流すためには自律神経が休息モードでなければならないのです。


結果的に、睡眠不足を続けて自律神経を乱してしまうと、血管が収縮している活動の時間が長くなって、血流が滞り冷えやすい体になってしまうのです。


そうなると、血液がの流れが悪い訳ですから当然むくみやすくもなってしまうのです。


自律神経の乱れは、生活リズムだけでなくストレスにも強く関係しています。


当たり前ですが、命の危機が迫っているのに自律神経がお休みしていたんでは生きていけないですから、脳に強いストレスがかかれば体が活動モードになってしまうようになっているのです。


そのため、ストレスが溜まるようなことがあってイライラしている時には、生活リズムが狂った時と同じように自律神経が休むべき時に活動すべきと錯覚を起こすため、血流が悪く冷えやすい状態にしてしまうのです。


このように、デスクワークのような外的な要因をいくら排除してもむくみが解消されないという方は、実は自律神経という内的な要因によって冷えやすかったり、むくみやすい体をつくってしまっているのかもしれません。


そのため、あれこれ試しているけど効果がないという方は、一度基本的なところに立ち返って、生活リズムやストレスの発散という当たり前のことをやってみて欲しいと思います。


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