リンパの流れが悪くなる原因とその影響

リンパの流れが悪いとどうなる?

どうして?

リンパの流れというのは普段は実感することができないため、例え流れが悪くなってしまっていてもすぐに改善しようと思う方は少ないでしょう。


しかし、女性の美と健康にとってすごく重要な働きをしています。


日ごろからリンパの流れが悪くならないように意識をするためにも、


  • 流れが悪くなると体にどんな影響があるのか?
  • そもそも何が原因で流れが悪くなるのか?

といったことをしっかりと把握して、綺麗で健康的な体になるよう心掛けていきましょう。



リンパの流れが悪くなってしまう原因

解説

リンパの流れが悪くなるのはなぜでしょうか?


改善する方法の前に、なぜ悪化してしまうのかという根本的な原因の部分をしっかり理解する必要があります。


まずポイントになるのはリンパ液を循環させているのは心臓のようなポンプではなく、筋肉や内臓などの小さな刺激によるものであるという点です。


さらに血管とリンパ管は合流している部分があって、その部分においてはお互いに影響をし合っている(どちらかの流れが悪くなるともう一方の流れも悪化する)いう点も大切です。


それらを踏まえて流れが悪くなる要因を考えると下記のようなことが挙げられます。


運動不足

運動不足

リンパは血管と違って心臓のようなポンプ機能がなく、筋肉などの刺激によって循環させているわけですが、運動をしなければ循環させるためのエネルギーの源である筋肉を動かさないわけですから当然流れが悪くなりますね。


立ち仕事やデスクワークなどで足がむくんでしまうのはまさにこの運動不足が原因なのです。


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また女性の方が一般的にむくみやすい傾向があるのは、男性よりも筋肉量が少ないためと言われています。筋肉は縮むと太くなるのは腕の力コブなどを想像すればわかると思いますが、筋肉量が多い方が力コブが大きくなるように、筋肉によってリンパを強く刺激することができるわけです。


つまり単純にリンパを流すために刺激としての運動だけでなく、筋肉量を維持してしっかりと筋肉のポンプの力を保つためにも運動は大切なのです。


どうしても運動が苦手という方や、忙しくて時間が無いという方は、お風呂上りにマッサージをしてあげるだけでも効果が期待できるので実施してみて下さい。


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冷え

冷え

体が冷えることにより、血行不良を招きます。


リンパ管は最終的に左鎖骨下静脈(ひだりさこつかじょうみゃく)という左の鎖骨の下にある静脈に合流して血液と一緒に心臓へと戻ります。


そのため、静脈の流れが悪くなれば当然その影響はリンパの流れにも及ぶため、体を冷やすことによってリンパの流れが悪くなるのです。


また、体温が下がっている状態というのは当然ながら筋肉を動かしていない状態であることが多いため、リンパは流れにくくなります。


ストレス

ストレス

ストレスを受け続けると人間は自律神経のバランスが崩れてしまいます。


自律神経というのは、私たちが自分の意志ではコントロールできないもので、生きていくうえで必要な機能を管理して、人間の身体が休むべきか、活動すべきかを自分で判断して内蔵や血管、そしてリンパの流れなどの機能を操作するのです。


強いストレスがかかると、自律神経は本来休むべき時であっても受けたストレスを処理するために活動するべき時だと判断し、体内の機能が活発にしてしまいます。


そうなると、代わりの休息が必要になるため、本来活動させるべき時に血流やリンパの流れが悪くなってしまうことになるのです。


サイズの合わない衣類や窮屈な服

きつい

リンパというのは血液と違って強力なポンプが無いため、ちょっとした圧力でも影響を受けるくらい敏感なものです。


そのため、最近では当たり前になったスリムな洋服や細く魅せるためのボディラインを矯正する下着などを無理に着用することによってリンパの流れを阻害する可能性があるのです。


一時的にキレイに見せるために、長期的には体型を崩すことにつながるかもしれないということをしっかりと考えて身に着けるものを選びましょう。


どうしても補正下着などの引締め効果のあるものを身に着けたい方は引き締め効果とリンパの流れを改善する効果を両立させた着圧タイツなどはオススメですね。


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このように、現代の生活習慣を当てはめてみるとリンパの流れが悪くなるようなものが本当に多くなってきていると思います。


もしも美容に興味があるのなら、ちょっとした努力でも構わないので可能な限り毎日リンパの流れを改善るための行動をとるようにしていきましょう。



リンパの流れが悪いことが体に及ぼす影響

なぜ

リンパというものは、私たちの身体に必要な栄養や水分を運んだり取り除いたりして、体内の老廃物や水分、栄養のバランスを整えてくれる重要な器官であることは別の記事で説明しました。


ではここで、リンパの流れが悪くなると私たちの体にはどんなことが起きてしまうのでしょうか?


先ほど簡単に説明した機能が失われるため、栄養分や老廃物を運ぶ液体を循環させにくくなっている状態となってしまうわけです。


このような状態になると人間の身体にはどのような影響があるのでしょうか?1つずつ見ていきましょう。

むくみ

足がパンパン

代表的な症状としては、やはりむくみでしょう。


ずっと座ったままでいたりすると脚がパンパンに張った感じがしてくることがありますよね?


これはまさにリンパ液が流れにくくなったために、老廃物や水分をうまく調整できずに溜まってしまった状態です。


靴を買うのは夕方がいいと言われていたのも、夕方のほうがむくみ発生しやすいため、むくみによって足が最も大きくなっているときに買いに行った方がいいとうい意味ですね。


ただ単に張った感じがするだけならまだしも、むくみはセルライトの原因となるため放置せずにリンパの流れを改善するケアをすることがとても大切です。

体の冷え

冷える

リンパの流れが滞ると、不要な水分が回収されずにむくんでしまうのですが、むくんでしまったことによって血管が圧迫さ背れて血流が悪くなってしまいます。


そうすると、毛細血管などの細かいところまで血液が行きわたりにくくなるために体が冷えてしまうのです。


先ほど冷えはむくみの原因と言いましたが、むくんでしまうことでさらに冷えを加速させるという悪循環になってしまうのです。


体が冷えて血行が悪くなるということは、血液が運ぶ酸素や栄養を届けることができていない状態なので、肩こりや肌トラブルなどの問題を引き起こしてしまうのです。


肩こり

肩こり

肩こりというのは筋肉が固まって張っている状態ですが、筋肉を正常に動かすには酸素が必要です。


酸素は血液から直接筋肉に運ばれるわけではなく、血管から染み出したリンパ液のもとになる細胞間質液から供給されるのです。


そのため、リンパが正常に流れていないと筋肉に酸素を供給する間質液が滞るため、筋肉の働きが鈍り、こりなどを引き起こしやすくなる可能性があるのです。


肌トラブル

肌荒れ

影響の1つとして体の冷えを引き起こしますが、それによって血行が悪くなり、冷えに発展するといいました。


私たちの肌というのは、実は血液から栄養分を送って作られているために、リンパの流れの悪化によって血行が悪くなってしまうことで、新しい皮膚を作るために必要な栄養素をしっかり送ることができなくなるため、肌の状態が悪くなってしまいます。


このような状態が続くと、肌の老化が加速されてしまい、シワやたるみなどの原因にもなります。


美容を考えるときには、外側からの対処だけでなく根本的な問題である内側からしっかりと改善することが大切なのです。


肥満

肥満

リンパは体内の脂肪も回収する働きがあるので、流れが滞ると脂肪も溜まってしまいます。


そして何よりも怖いのがセルライトという脂肪と老廃物が合体したものができてしまうことです。


このセルライトは分解しにくいので、普通の脂肪と違って簡単には落ちません。


しかもこのセルライトがどんどん脂肪細胞とくっついて肥大化していくために、血液やリンパの流れを阻害してより悪い方向へと進んでしまいます。


このようにリンパの流れが悪い状態というのは、体には全くいいことがありませんし、肩こりや肥満といった気分まで悪くなるような症状がとても多いので、できるだけ改善していくことが望ましいのです。


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